Ubisoft「『スター・ウォーズ 無法者たち』は、『ゴーストオブツシマ』に影響を受けている」

『スター・ウォーズ 無法者たち』開発者いわく、『ゴースト・オブ・ツシマ』からかなり影響を受けている。時代劇なりきりゲームを参考に、「悪党なりきりゲーム」を目指す
https://automaton-media.com/articles/newsjp/star-wars-outlaws-20240731-303887/

Ubisoftから8月30日に発売予定の『スター・ウォーズ無法者たち』。海外メディアGamesRadar+が本作のクリエイティブディレクターにインタビューしたところによれば、本作に大きな影響を与えたオープンワールド作品は『ゴースト・オブ・ツシマ』であるとのことだ。

一方でGerighty 氏が語ったところでは、本作に最大のインスピレーションを与えた作品は時代劇オープンワールド『ゴースト・オブ・ツシマ』であるとのこと。とはいえ同氏はインタビュアーの感想を非常に興味深いとコメント。同氏は「スター・ウォーズ」のジョージ・ルーカス監督が、ジョン・フォード監督の西部劇と黒澤明監督の時代劇の双方に影響を受けていたとしてなぞらえつつ、『スター・ウォーズ 無法者たち』は“西部劇よりもむしろ時代劇（『ゴースト・オブ・ツシマ』）からの影響が強い”といったコメントを伝えている。つまり砂漠などを舞台とし、銃（ブラスター）を扱う本作はビジュアル的には西部劇風ながらも、かなり『ゴースト・オブ・ツシマ』から影響を受けているようだ。

また『スター・ウォーズ 無法者たち』では、『ゴースト・オブ・ツシマ』からインスピレーションを受けているのみならず、ゲームデザインにおいても大いに参考にされているという。Gerighty 氏は『ゴースト・オブ・ツシマ』では、プレイヤーのもつ想像（fantasy）が純粋に描かれており、想像の中にのめり込めると称賛。また同氏は『ゴースト・オブ・ツシマ』はストーリー、世界観、キャラクター、そしてゲームプレイのすべてが調和し、「自分は日本の侍・忍者（samurai ninja）」であるというファンタジー体験に没頭することができると絶賛している。そしてこれが、『スター・ウォーズ 無法者たち』の掲げる大きな指針の1つである「究極の悪党ファンタジー（ultimate scoundrel fantasy）を描く」上で大いに参考になったと語っている。